シンボルツリー
ノムラモミジ(野村紅葉)
ノムラモミジは、美しい赤紫色の葉を一年を通して楽しめるモミジの園芸品種です。一般的なモミジが春から夏にかけて緑色の葉を広げるのに対し、ノムラモミジは新芽の頃から深みのある赤紫色を帯びており、庭木やシンボルツリーとして高い人気があります。その落ち着いた色合いは和風庭園はもちろん、モダンな住宅の外構にもよく調和します。
春には小さな花を咲かせ、新緑の季節にも鮮やかな葉色を楽しむことができます。そして秋になると、さらに深みのある赤色へと変化し、美しい紅葉を見せてくれます。モミジならではの繊細な葉と鮮烈な色彩は、四季の移ろいを感じさせる日本の風景を象徴する存在です。
日本の紅葉は、毎年9月頃に北海道の大雪山から始まり、気温の低下とともに徐々に南へ移動していきます。この紅葉の見頃が南下していく様子は、春の「桜前線」に対して「紅葉前線」と呼ばれています。地域によって見頃は異なりますが、紅葉が始まってから葉が色づき終わるまでにはおよそ1か月ほどかかるとされています。
ノムラモミジは、その美しい葉色によって春から秋まで長く観賞できることが魅力です。特に株立ちや自然樹形のものは風情があり、光を受けて輝く葉の姿は非常に印象的です。四季を通じて庭に彩りを与え、日本の季節美を身近に感じさせてくれる人気の庭木です。


