小さな木
オオデマリ(大手毬)
オオデマリは、春から初夏にかけて咲く大きな白い花が魅力の落葉低木です。名前の由来にもなっている「手毬(てまり)」のような丸い花房を枝いっぱいに咲かせる姿は非常に華やかで、庭の主役となる存在感を持っています。成長すると高さ2〜3メートルほどになり、庭木やシンボルツリーとして人気があります。
開花時期は5月から6月頃。アジサイによく似た真っ白なボール状の花を多数咲かせますが、アジサイとは異なる植物です。開花直後は淡い緑色を帯びており、徐々に純白へと変化していく様子も見どころのひとつです。満開時には木全体が白い花で覆われるようになり、明るく爽やかな景観をつくり出します。
樹形は自然にまとまりやすく、枝がやわらかく広がるため、優雅でやさしい印象を与えます。花の美しさだけでなく、春の新緑や秋の紅葉も楽しめるため、四季を通じて庭に変化をもたらしてくれます。
また、オオデマリは非常に丈夫で育てやすい樹木としても知られています。寒さに強く、日本の多くの地域で栽培が可能です。特別な管理をしなくてもよく育ち、自然樹形でも美しいため、庭木初心者にもおすすめです。
華やかな花を楽しみながら手間をかけずに育てられるオオデマリは、和風・洋風を問わずさまざまな庭に調和します。初夏の庭を明るく彩る、人気の高い花木のひとつです。


