小さな木

ナンテン(南天)

ナンテン(南天)

ナンテン(南天)

ナンテン(南天)

ナンテン(南天)

ナンテンは、古くから日本の庭園や住宅の植栽に親しまれてきた常緑低木です。一般的な樹高は1メートル前後で、場所を取りすぎないため玄関周りや庭のアクセントとして利用されることが多くあります。また、「難を転ずる」という語呂合わせから縁起木としても知られ、お正月飾りや庭木として広く親しまれています。

ナンテンの特徴は、幹の先端付近に葉がまとまって付く独特の樹形です。細く伸びた幹の先に葉が広がる姿は軽やかで、和風庭園だけでなくモダンな外構にもよく調和します。

葉は互生し、三回羽状複葉という複雑で美しい形をしています。小葉は広披針形で先端がやや尖り、革質でしっかりとした質感を持っています。濃い緑色の葉にはほどよい光沢があり、一年を通して美しい葉姿を楽しむことができます。また、新芽や寒い季節には赤みを帯びることがあり、季節による色の変化も魅力のひとつです。

初夏には小さな白い花を咲かせ、その後秋から冬にかけて鮮やかな赤い実をつけます。深緑の葉と赤い実のコントラストは非常に美しく、冬の庭を彩る存在として人気があります。赤い実は長期間枝に残るため、観賞価値も高く、季節感を演出してくれます。

丈夫で育てやすく、半日陰でも栽培が可能なため、庭木として扱いやすいこともナンテンの魅力です。美しい葉姿と赤い実、そして縁起の良さを兼ね備えたナンテンは、古くから日本人に愛され続けている代表的な庭木のひとつです。

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